1997.11.19. 環境特別委員会 質疑内容 (要約)


温暖化対策の現状と、子供たちへの環境教育のありかたについて

 

今回の委員会では、目前に迫った地球温暖化防止京都会議について、日本政府の対応は手ぬるいと、かなりつっこんだ議論が行われました。私は、温暖化対策の現状と、子供たちへの環境教育のありかたについて、以下のような質問を行いました。

@温暖化防止合同会議の報告が出されましたが、国民のライフスタイル変更を迫る対策ばかりのようです。国民に負担を負わせる話ばかりではいけません。CO2排出の半分近くを占める産業界の話はどこにいったのかな、という印象を受けます。

A我が国の社会構造を、循環型社会に転換していかねばなりません。そのためには子供たちへの環境教育を充実させる必要があります。今回出された国内対策でも、重要な柱として、子供たちへの環境教育の在り方について触れて欲しかった。

C先の10月24日、名古屋で行われた地球環境シンポジウムで、ある企業人が、「人間は地球のガンである」といいました。しかし迷惑な腫瘍やイボであっても、悪性のガンではなく、大変良性の腫瘍やイボでありたいなというのが、私の「自然との共生」感です。京都会議という国際的な舞台で、環境庁が十分にリーダーシップを発揮するよう期待しています

 

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